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Q7.どのような資格・技能・趣味が就職でモノを言いますか?
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A.自分の経験の裏付けになる資格や、業務に必須な資格なら有効ですが、それ以外は羅列して逆効果になることもあるので注意が必要です。
簿記を例にとりますと、簿記一級・二級は難しいので、チャンスを掴むためにはたしかに有効かもしれません。
でも、いまここに、経理実務経験10年あって資格がないAさんと、簿記一級をもっているけれど実務経験はないというBさんがいるとします。
企業が採用するのはおのずとAさん(経験者)になるわけです。簿記一級はBさんの武器としては弱い。
ところがここに、経理実務経験10年あってさらに簿記二級なり一級をもっているCさんが登場します。
すると、採用されるのは経験も資格もあるCさんになるでしょう。
簿記二級はCさんの武器になります。
このように、同じレベルに達している人の中で、自分を高く見せることができる場合、資格は非常に有効です。
しかも、資格受験は自分の業務経験を体系的、理論的に学び直す機会にもなって、実際にパワーアップしている可能性が高いでしょう。
ですから、経験の裏付けになる資格取得はひとつ有効です。
次に、業務にその資格のオーナーであることが必要な弁護士、特許弁理士といった「士業(しぎょう、さむらいぎょう)」に資格は有効です。
※ 弁護士、弁理士の転職につきましては、法務に特化した人材・求人エージェントの、株式会社 LCCが承っておりますのでどうぞご用命ください。
ほかにも難易度の高い中小企業診断士や、公認会計士、米国公認会計士(US CPA)などは見栄えがいいですし、採用時の評価にプラスアルファがつく可能性はあるでしょう。
さらに、MBA(欧米の経営管理学修士)は、経営経験の先取りという意味で有効な資格です。
大企業にいても経営の経験はなかなかできないので、30歳位でも経営者に必要な知識やケーススタディーを先取りして勉強してくるMBAは貴重な人材です。
残念ながら日本では、MBA保持者を有効に活かせる土台をもつ会社が少なく、MBAを高くジャッジする外資系やコンサルティングファームに流れがちではあります。
弊社のクライアントには比較的適正に評価してくれる会社が少なくありません。
英語検定(TOEIC・TOEFL・英検)や翻訳の高得点や資格は、あって損はありません。これからの社会では英会話能力、英語読み書き能力は「ないと困る」といえますから。
パソコン活用能力は、どんな職種でも重要です。
最低でもマイクロソフトの Excel(表計算), Word(文書作成)、そして PowerPoint(スライド作成)の“御三家”が使えることが必須です。
さわれて威張るなどとんでもなく、満足に使いこなせない人はすぐに勉強すべきです。
もはや、いかに早く説得力のあるデータや文書が作れるかの、競争の段階でしょう。パソコン関連資格は、パソコンが“得意”だという証明になります。
会計系などデータベースを多く扱うポジションでは、さらにマイクロソフトの Access で表をデータベース化できたりすると、差が出せます。
また、日常分からないことに遭遇したら、パソコンでGoogleやYahoo!で検索してすぐに知識を見つける「検索力」は必ずつけておきましょう。
以上のような資格や技能は、採用時はプラスアルファになりますが、企業はいったん雇ってしまえば、通常、資格で給料を決めません。
実力が伴わなければ当然、
「資格もっている割には仕事できないね」
というような評価がついてきます。資格をもっていれば即待遇がいいというわけにはいきません。
資格をたくさんお持ちの方に誤解を招くといけませんが、“資格オタク”を採用したいという企業は基本的にありません。
ですから、仮に新エネルギー技術の研究開発者の方が履歴書に「調理師、ソムリエ、漢字検定、介護事務管理士、……」のように、直接には関係ない資格や、たとえばどこかの学校だけでもらえる資格をダダダダッとたくさん並べると、
「本業そっちのけで資格取得の勉強ばかりする人じゃないかな」
と誤解されて落ちる元になるかもしれません。
むしろ自分のしたい仕事に関する能力のアピールになる資格だけを書いて、それ以外のものは、割愛してしまった方が安全です。
その他の取得資格も、それぞれの技能が生きる企業に就職するときだけ目玉になるわけです。
業務上取る“羽目”になったような資格の場合は、書いて損はない程度でしょう。
趣味の欄は控えめにします。いいイメージをもってもらえそうなもの程度に限定します。
たとえば20代前半の方なら、キャリアよりも人間としての履歴も含めて選考される年代なので、
「学生時代にスポーツで主将を務め大会で優勝……」
という紹介は、
「体育会系で我慢強い頑張り屋なのかなぁ」
と、いいイメージで捉えてもらえるかもしれません。
しかしこれを30代で引きずっていると、マイナスにしか取られません。
「それよりもちょっと、仕事の中での成果を聞かせてよ」
となるでしょう。
ですから、転職の場合に趣味欄、趣味の話に凝るのは避けましょう。期待以上に面接や会食で話が広がったときの「実はこれこれ」と言える「隠し玉」に考えましょう。
トランスサイエンス・キャリアのコンルタントは、適職紹介サービスの中で、ご相談の方に合わせた最適な履歴書等の書き方も助言できます。
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