日々の積み重ねが結果をつくる。年間売上全国1位を達成した営業マンの信念

2023年9月に株式会社T’s Graceへ入社し、わずか1年で「年間売上全国1位」を達成した室田凌雅さん。
その成果の裏には、日々の積み重ねを大切にする姿勢と、どんなときも数字と向き合い続ける強い信念がありました。
今回は、室田さんが営業マンとして大切にしている考え方、そして成長の原動力について伺いました。

室田 凌雅
株式会社T's Grace 関西エリア係長

1. 入社のきっかけ

僕は2023年9月に、T’s Graceに入社しました。
前職でもウォーターサーバーの営業をしており、そのときお世話になっていた上司がT’s Graceの取締役と知り合いだったことをきっかけに、ご縁がつながり、入社することになりました。

営業のノウハウを教えてくれたのがその上司で、僕にとっては支えであり、憧れの存在でもありました。
その方に恩返しをしたい思いも強く、当時から結果に対する意識は高かったと思います。

ただ、あるとき上司に不幸があり、自分のキャリアや人生を見つめ直すきっかけになりました。
それでも、何度考えても「ウォーターサーバーの営業をやめる」という選択肢は自分の中になく、
むしろ上司から学んだことを続けていくことこそが恩返しになるのではないかと考えました。

そして、次のステージとしてT’s Graceへの転職を決意しました。
入社後は福岡に配属され、まずは稼働人数を増やすために売上を伸ばし、拠点の規模拡大を目指しました。
現在は、多くの方に支えていただきながら、目の前の数字に真摯に向き合う日々を送っています。

2. 年間売上全国1位を達成するまでの道のり

僕は「一日一日の積み重ね」が何よりも大切だと思っています。
出社したらまず現状の獲得件数を確認して目標を立て、1日の終わりに振り返る。
本当に地道なことですが、その積み重ねだと考えています。

そして、接客ではお客様に楽しんでいただき、満足してお帰りいただくことを強く意識しています。
そもそも、家電量販店にウォーターサーバーの購入を目的として来店されるお客様は、ほとんどいません。
だからこそ、どんな結果でもお話を聞いてくださったお客様には感謝をお伝えし、気持ちよく店舗を後にしていただくようにしています。

ウォーターサーバーは、人によっては必ずしも必要なものではありません。
そのために私たちは、利用シーンを具体的にイメージしていただくことが大切だと考えています。
目先の数字よりも、本当に必要だとご納得いただけるよう、まずお客様の警戒心を早く解くことが鍵だと思います。

また、同じ現場の仲間や、他店舗で活躍する仲間と研修・出張でご一緒する際には、
その人の特徴や良いところを日々吸収して学び、自分のものにするよう意識しています。
人それぞれ強みは違いますし、僕にも真似できる部分があるかもしれないので、「良い」と思ったことは必ず実践します。
さらに、自分がインプットしたことは他のスタッフにアウトプットすることで、自身の引き出しとして定着させ、全体の底上げにもつなげています。

そうした日々の積み重ねが、【年間売上全国1位】という結果につながったのだと思います。

3. 原動力と自身の強み

営業マンには「商戦期」と呼ばれる繁忙期がありますが、僕は「商戦期だけ強い人」だとは思われたくありません（笑）
そもそも、商戦期で数字を取るためには、日頃から数字を意識していないと、ここぞというときに力を発揮できないというのが、僕の考えです。

また、成果は自分一人では成り立ちません。
周りの協力を得るためにも、日々の「種まき」が大切だと思っています。

そして、入社当初からの僕の習慣として、売上が高い方々を目標にして超えていくことはもちろん、「前月の自分を超えること」を最も意識しています。

他の誰かと競う前に、まずは自分自身と向き合う。
常に自分自身と向き合うことで養われる忍耐力や向上心が、今の僕を形づくっているのだと思います。

4. 結果を出す営業マンになるために

一日をなんとなく過ごすこともできますが、大切なのは「課題を持って日々を過ごすこと」だと思います。

課題を見つけ、クリアし、また新しい課題を設定する。
その繰り返しが、営業マンとしての器を広げていくのだと思います。

キャリアを築くうえで欠かせないのは「信頼関係」です。
信頼は一瞬では築けません。
日々の行動や姿勢の積み重ねが、やがて大きな結果へとつながっていきます。

僕自身も、積極的に足を動かし、試行錯誤（トライアンドエラー）を繰り返しながら前進してきました。
すると、しっかりとした基盤ができ、気づけばそれが近道になっていることもあります。

ぜひ、向上心を持って、僕たちと一緒に現場を盛り上げていきましょう！