
社員一人ひとりが「自分の可能性を証明」する、CEOが描く未来とは
今回は、弊社の創業に至った理由とそこに込められた思い、そして未来について、代表取締役社長の鎌田に聞きました。

鎌田達己(かまた たつき)
株式会社ティーズエージェンシーホールディングス 代表取締役社長
学生時代に芽生えた「仲間と未来を描く」想い
私は、特別に勉強ができたわけでも、部活で目立ったわけでもありませんでした。
身長もルックスも人並みで、何かで突出していたわけではありません。
それでも、学生時代は不思議と楽しかったんです。なぜなら、いつもそばに仲間がいて、一緒に笑い合える時間があったからです。私はずっと「特別な才能がなくても、仲間と一緒なら未来は描ける」と信じていました。
「この仲間たちと、楽しく将来を描けたらいいな」——その想いが、私の原点です。
その気持ちを形にしたくて、あらゆる仕事を経験しました。そして、仲間と将来を描く感覚を現実に体現できる場所をつくりたい——その想いが膨らみ、T’s agencyの設立へとつながっていきました。
東京に出てからは、生活費を稼ぐために始めた家電量販店での仕事が私を大きく変えました。
気づけば異動するたびにトップセールスを叩き出すほど夢中になっていて、「ここに人生を賭けられる」と直感したんです。
そして上京からわずか半年後の2014年9月、T’s agencyを立ち上げました。
人脈も資金もゼロ。思い出すだけで苦しいことも多かったですが、後悔はひとつもありません。
なぜなら、その過程で出会った仲間、去っていった仲間、今も共に歩む仲間——その一人ひとりが、私の財産だからです。
仲間と共に成長した創業から全国展開まで
私が起業した背景には、学生時代から持ち続けていた「仲間と一緒に未来を描きたい」という想いがありました。創業から2年後、声をかけた仲間たちが次々に集まり、今では役員や責任者として共に経営を支えてくれています。
さらにその輪は仲間同士に広がり、リファラルを通じて仲間が仲間を呼ぶ文化が自然に生まれました。
「一緒に働きたい人がいるから紹介したい」と思える関係が広がり、気づけば200名規模の組織に。
これはただの採用の広がりではありません。仲間の連鎖が文化を生み、文化が組織を大きくした、その象徴的な出来事でした。
東京を出発点に、仙台・福岡・大阪と拠点を広げ、創業5〜6年目には全国展開を実現しました。
正直に言えば、もし仲間の存在がなければ、地方展開に挑むことはなかったでしょう。
だからこそ、この会社の歴史は「私ひとりの挑戦」ではなく、「仲間の可能性を信じ抜いた物語」だと考えています。
「仲間の可能性を信じることは、会社の可能性を信じること」
その覚悟こそが、私の原動力になっています。
「可能性の証明」——T’s agencyが目指すこれから
現在、私たちはIPO(イニシャル パブリック オファリング)、すなわち上場を目指しています。
けれども、それはゴールではなく、私たちが世の中に示すべきことの“通過点”にすぎません。
T’s agencyの経営理念やMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)に込めた言葉、それが 「可能性の証明」 です。
昔から抱き続けてきた「仲間と未来を描きたい」という想いは、いまや数百人の仲間とともに社会に挑む現実へと進化しました。
そしてその挑戦を形にすることこそが、可能性の証明にほかなりません。
私は必ずIPOを成し遂げます。
それは、会社の成長のためだけでなく、仲間と共に築いてきたこの歴史を社会に刻むためです。
そして、社員一人ひとりが「自分の可能性を証明した」と胸を張れる未来を必ずつくります。