
“教える”ではなく“育てる”。250名以上のエンジニアを導いてきた講師の想い
T’s agencyグループの中で、IT教育を担うエンジニア育成部門。
その中で、これまで250名以上のエンジニア志望者を育成してきたのが五野上さんです。
技術を教えるだけでなく、「エンジニアとして生きていく力」を育てることを重視してきたという五野上さん。
今回は、教育者としての想いと、IT講師という仕事のやりがいについて伺いました。

五野上 悠也
TECH事業部 教育部長
1. 業務内容について
エンジニア希望の新入社員の方に「Java」というプログラミング言語の教育を担当しております。
未経験の方がほとんどですので、カリキュラムを進めていく中で生まれる疑問や質問に答えたり、ひとりひとりの進捗確認や目標設計まで行っています。
いままで担当した人数は250名ほどです。
その他、ITについて学ぶ環境作りや、部署を運営していくための仕組み作りも担当しています。
2. IT講師として意識していること
“エンジニアになるための勉強が、勉強だけで終わってしまわないように教えること”。
これが僕の中で最も意識していることです。
エンジニアとして社会や企業で活躍していくためにはどういう心持ちが必要なのか、技術だけでなく理論的な考え方をどう持つべきか——。
そういった「技術以外の力」を育てられるよう意識しています。
ITの人材育成を行う会社は他にもあると思いますが、当社では技術以外の部分を学べる環境づくりや、
面談などを通して“いつでも質問できるサポート体制”を整えています。
3. 「エンジニアを育てる」ことで生まれるやりがいとは?
まず僕の持論からお話しすると、エンジニアは“勉強すれば誰でもなれる職業”だと思っています。
勉強したか、していないか。その違いだけでキャリアや報酬にも大きな差が生まれる。
学歴に自信がない方や、前職で悩みを抱えていた方でも、努力次第で新しい道を切り開けるのがこの仕事の魅力です。
そんな方々が、エンジニアとして成長していく過程に携わり、手助けができること。
そこに、この仕事ならではのやりがいを強く感じます。
4. 今後の目標
エンジニアになってよかった、IT業界に入ってよかった——。
そう思ってもらえるような教育を続けていきたいです。
そして、一人でも多くのエンジニアが自分らしく活躍できる場所へ送り出していくこと。
それが、今の僕の目標です。